2005年06月16日

ケトゥーの国の人だもの

えー、ケトゥーの件が一応私の望む形になり、落ち着いたので、この件で思った事を書きます。

(長いので↓に書くよ)

ケトゥーが私の絵を勝手にうpっていたのは、deviantARTというサイトです。
これは会員登録すると自分の部屋がもらえて、そこに絵や写真をどんどんうpり、他のみんなとコミュニケーション出来るサイトです。
Forum(掲示板)やJournal(日記?)機能もあるので、感触としては、画像を見せる事をメインにしたmixiみたいな感じですね。
英語サイトですが、相当"OTAKU"向けのサイトとなっています。外国におけるOTAKU文化の一部、OTAKUが好んで使う言い回しなどを知るには非常に適したサイトであると思います。

「外人にはアニメ絵や萌えが理解できない、外人はかわいい絵は描けない」
よく言われる話です。しかし、近年では若年層を中心に、日本風の絵が大流行りで、日本風の絵を描く人も相当います。
では、どんな感じか見て頂きましょう。
※「ANIME」とは「(日本でよくあるような)アニメ・漫画調の絵」のこと、「FANART」とは「漫画やアニメ、映画が好きでそのキャラなどを描いた絵」を指します。なので私が書いているゲーパロ絵などは「FANART」に分類されます。

deviantART:ANIMEカテゴリ
deviantART:FANARTカテゴリ

・・・これは小学○年生の読者投稿コーナーか何かですか?
はっきり言います、皆さん非常に絵が下手です。
(日本人(の平均)以上に上手い人もいちおう散見されますが、平均値を取って考えてください…)
しかも、自分の頭で考えたものを描いていると言うよりは、アニメか何かの絵を横に置いて、それを見て模写したような感じの絵が多いです。
日本じゃ小学校低学年以下の人しかしないような描き方を、中学生〜成人ぐらいの年齢の人が普通にやっているんです。
あと、見ていて気づく事は、鉛筆書き&モノクロの絵が圧倒的に多く、色が塗ってあってもほとんどが色鉛筆や質の悪いマーカーで塗ったような感じです。
まぁ、相当若い人でも高性能のマシンでPhotoshopやら何やらをバンバン使える日本が異常と言えば異常なんだと思いますが…
いずれにしろ、(アニメ調の)絵を描く、と言う事に関しては非常にマニアックな趣味であろうと推察されます。
アニメ絵は流行ってはいるものの、それを描くと言う事に関しては全然ハウツーが出来ていないのが実情のようです。

そんな諸外国のOTAKUたちにとって、本場の日本のみんなが描くCGの数々は、そりゃぁもうありえないぐらい美麗でカラフルに見えるにきまってます。
まさに黄金の国ジパング。
OTAKUにとって日本とは、音楽におけるウィーン、クリエイターにおけるニューヨーク、映画におけるハリウッドです。
日本のHP上の絵が大量に海外サイトに無断転載されるのもこのような事情を鑑みれば仕方がない事なのかな、と思えてしまいます。
自国で生産できないものは輸入するしかないわけですからw
(あ、無断転載行為を肯定しているわけではないですよ、念のため)

さて、そこで南米コロソビア在住のケトゥー氏に話を戻します。
彼に対して一つだけ確実に言える事は、彼は外人としては相当ディープなグラヲタだということです。
まぁGRADIUS Home Worldとかの“超大手”グラサイト関係の人にはかなわないでしょうが…
そんなケトゥーが、グラディウス関係について調べているうちに日本のコナ研を見つけたのでしょう。(Yahoo!登録サイトですし…)
日本のアニメ・ゲームが大好きなケトゥー氏はバイパーちゃんなどのイラストに鋭敏に反応したのでしょう。
「うはwwwwっあwwおkwww」
と言ったかどうかは分かりませんがw彼は初めて見るグラディウスの擬人化イラストを非常に気に入ったらしく、
「これをもっとたくさんの人に見せてあげなければいけません…」
と変な使命感に駆られてK子たんにdeviantARTへの登録をしつこく誘ったものの、K子たんが英語が出来ない事を理由に断ったため、
「彼女が無理なら僕がやってあげなきゃ!!」
と考えが発展し、今回の無断うpに至ったと思われます。
それを日本語では斜め45度厨思考と言うのですが。

まぁ今回はケトゥー氏が、みんなから賞賛されたいとかあるいはHPを見栄え良くしたいとか、彼の私利私欲で動いたわけではなかったのが幸いでしたね。
deviantARTの規約を盾にとって他ならぬK子たん本人が抗議したところあっさり引っ込めてくれましたし。
(どうやらトモダチにはなってあげないといけないようですが…w)

絵描きの皆さんは、一度、ご自分の絵が海外へ“輸出”されてないか調べてみると面白いと思いますよ。
別に対策を練るのが面倒くさければ放置でもいいと思いますし。
(手段はどうあれ、自分の絵がいろんな人に見てもらえてなおかつ賞賛されるんですから…)

海外への無断転載、その対策に関しては下記の2サイトが詳しいです。是非ご一読をおすすめします。

Online Fanarts Protection(OFP)
海外ファンサイト事情
posted by KEI-KO Fujisaki at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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